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カミンズの相互依存仮説について

【カミンズの相互依存仮説】


日本語を伸ばすと第二言語が伸びるって本当?


このことはについて、カナダの言語学者で
バイリンガルについての研究の第一人者である
ジム・カミンズが相互依存仮説で伝えています。


相互依存3 


相互依存仮説とは、母語と第二言語を氷山にたとえ、
根底にある共有する能力の存在をフォーカスしています。


第一言語が獲得された後に第二言語が獲得される場合、
第一言語の基底にあるものが、第二言語に転移していくと言われます。


例えば、時間。
幼少期に母語で、1時間は60分で1分間は60秒という事を理解していれば
第二言語を学んだ時に既に時間の概念がわかっているので
その第二言語で時間の言い方を覚えるだけでいいんです。


知識は一つの言語だけに閉じ込めてあるわけではないんですね。


実はこんな例もあります。
私達夫婦の会話の中で少々込みいった話しが出た時に、
夫が日本語を理解できない場面があります。


夫は生活言語能力である日本語は話せますが、
深い思考を使う分野の話は日本語では理解ができないのです。


その際、ポルトガル語で置き換えて伝えられない私は、
英語を持ち出して話しを進めます。


どんな時かというと、「日本語の~ってどういう意味?」
という質問が結構あるのですが、簡単でない用語などでは
日本語での説明が難しくなるので、さらに???が増えるばかりです。


その際に「このことだよ」と英語の単語を渡すんです。


すると英語の苦手な夫ですが、
スペルをみれば理解できることが多いんです。


英語の単語の意味はラテン語であるポルトガル語とも
類似するものがあるので意味がわかるからなんです。


これもある意味で母語で知る知識と
多言語での知識との共存から出てくるものです。


要するに、母語を高めながら多くの知識を身に付けることで、
別の言語が更に深まるということなんです。


だから私達の大事な日本語はお子さんの語学教育を高める第一歩なんです。



相互依存仮説2 


母語を高めるには、学校や地域社会の活動ももちろんですが、
読み聞かせや親子での遊びを含めてた親子のコミュニケーションが
何よりも母語を育てるはずですよ。


  • Posted by 白石 のり子
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