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韻を踏む言葉は脳にいい!?


文章やフレーズの中で同じ音を繰り返すことで強弱をつけたりリズミカルにする韻(いん)

ことわざや標語、はやり歌などで使われることが多く、英語では英米文学、シェイクスピア、マザーグースなどにも韻を含んだ文が多くあります。

現代では、ラップやヒップホップミュージックで韻を踏んでリズミカルな詩を伝えています。

韻を踏むことで、文章やフレーズは読み手に読みやすく覚えやすいものになります。
そこで、代表的な4つの韻の踏み方をご紹介します。

4つの韻 


~韻の踏み方には大きく分けて4つ~

1:最後で韻を踏む【脚韻】


韻の代表的なものは脚韻であり、詩などで語尾の音を揃えてリズムを作る手法のことを意味しています。
行末音をひそかに予想させる技法でもあります。

「結構毛だらけ猫灰だらけ」が脚韻です。ラップとかで使われるのは、この脚韻です。
英語の詩やお経などでも脚韻が踏まれているものがあります。

西欧や中国の詩歌は伝統的にこの脚韻を踏みますが、日本では詩人たちのさまざまな試みにもかかわらずなかなか一般化しませんでした。

(日本語で格的な脚韻詩がスタートしたのは、1942年のマチネ・ポエティックという集団による試みからだとされている。
その成果が1948年に刊行された『マチネ・ポエティック詩集』である。)

「blue sky ,you can fly」は「sky」と「fly」で脚韻が踏まれています。
「Humpty Dumpty sat on a wall,Humpty Dumpty had a great fall.」は「塀の上に座っていたハンプティーダンプティーが落っこちた」という詩ですが、
「wall」と「fall」で脚韻を踏む形になっています。
 般若心経の 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色(しきふいくう くうふいしき しきそくぜくう くうそくぜしき)も「空」と「色」で韻を踏んであります。


2:最初で韻を踏む【頭韻】


連続する単語やフレーズが同じ音の子音または文字で始まるものを指します。これを頭韻と呼びます。

例えば、

「勝って兜の緒を締めよ」

勝っての”か”と兜の”か”が韻を踏んでいます。
日本語ではそこまで使われない頭韻ですが、英語ではたくさん使われています。

Big Ben
Coca-Cola
do or die
Intel Inside

Intel Insideは「インテル入ってる」と日本語には訳され、有名になりました。

日本の詩歌は早くから頭韻の効果が用いられ、枕詞(まくらことば)なども、しばしばその意味よりも音のために活用されています。

例えば、

さかたののどけき春の日に

短歌では全体にわたる同音の繰り返しがよくみられます。


百人一首にもある大納言公任(だいなごんきんとう)の和歌、

きのおとはえてひさしくりぬれど こそがれてほきこえけれ」が代表例です。


頭韻詩は何らかの形ですべてのゲルマン語 (ドイツ語、オランダ語、英語) に見られます。

英語では早口言葉に例が見られ、

例えば

 "Round the rugged rock the ragged rascal ran." 
 "Peter Piper picked a peck of pickled peppers." 


その他にと似て、頭韻法を用いると頭に残りやすく、「キャッチー」であるため、
新聞のヘッドライン、会社の名前、文芸作品の題名、広告、キャッチフレーズ、子守りの言葉によく用いられます。

 キャラクターに頭韻法で名付けることもよくあります。

          Donald Duck(ドナルド ダック
          King Kong(キング コング
          Mickey Mouse(ミッキー マウス)
          Minnie Mouse(ミニー マウス
          Woody Woodpecker(ウッディー ウッドペッカー)  

コミックのスーパーヒーローの名前同様です。
          Peter Parker(ピーター・パーカー、スパイダーマン


3:母音で韻を踏む【母音韻】


母音というのは、a i u e o 音のことで、逆にこれ以外のb k j h 等の音は子音と呼ばれます。
5つの母音で韻を踏むことを母韻(母音韻)と言います。

例えば、

Do you like blue?

見た目はわかりずらいのですが、口に出すとわかると思います。
この文章は、o/ou/ueの母音で韻を踏んでいます。
英語には多くみられる方法ですが、日本語には多くありません。
それは、日本語のひらがなが基本的に子音+母音のセットで音を作っているからで、
母音で韻を踏もうとしても、子音が紛れ込んでしまうため、母韻にならないで頭韻や脚韻になることが多い為です。

その他でいうと、

BRAVE LADIES LIVE (not) IN VAIN 

こちらは ei/aiの母音で韻を踏んでいます。


4:子音で韻を踏む【子音韻】


母音で韻を踏むのが母韻ですが、子音で韻を踏むのが子韻(子音韻)です。

例えば、

Few flocked to the fight. この文は頭韻である。語の最初の f が繰り返されている。
All mammals named Sam are clammy. この文は子音韻である。語の中で m という子音が繰り返されている。

現代のヒップホップミュージックの中にも子音韻が見られます。

4つの韻2 


いかがでしょうか。

韻を踏むという文章はリズミカルで、覚えやすく、記憶にも残りやすいと思います。

是非あなたの子供にも聞かせてあげて下さいね。
  • Posted by 白石 のり子
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