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◇妊娠してもあたりまえに働ける職場が欲しい女性の話◇

◇妊娠してもあたりまえに働ける職場が欲しい女性の話◇


埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま)主催の女性リーダー育成講座に参加して3回目。

この育成講座は毎年行われ今年で4回目とのこと。

今年は「女性の貧困問題支援」をテーマにあらゆる問題を学びを地域課題への解決プロセスを実践で学びます。


本日のお題は「子育てと働き方」

自分に重なるテーマなので身を乗り出して聞きました。


子育て 


講師はマタニティ・ハラスメントと言う概念を発信した埼玉学園大学人間学部子ども発達学科准教授の杉浦浩美先生です。

このマタニティ・ハラスメントと言う言葉は声なき声を救い上げるために使い始めたそうです。


働く女性の妊娠・出産・子育て・就労に関しては、様々な歴史を経て現在は法的に権利を得ています。

産前産後休暇・育児休暇の取得者も多くなりつつあり、社会復帰している女性たちも沢山います。

そんな中でも、結婚退職は減っているけど、第一子の妊娠・出産で会社を辞めてしまう女性たちが半数近くいるという事実を聞きました。

それはなぜか。


いわれなきプレッシャー

・会社に迷惑をかけるのではないか
・妊婦・子持ちでは1人前の仕事ができないのでは

と感じてしまうというのです。



それはそもそも「声」として

・妊娠・出産する女性は効率が悪い
・会社に迷惑をかけてまで働きたいというのは女性のわがまま
・特別な仕事をしていないなら一旦辞めるべき

などと思っている人達が多いからです。

それに対して「それはおかしい」という声が上がらないとのことなのです。


実はこれらは、戦後からの考え方である「男性は24h外で働き、女性は家で家事・子育て」という考え方がベースにあるからでしょう。

昨今ニュースになった某医大の入試で女性徒の点数のみ減点していたという問題は、
女性は妊娠・出産がある為医師になっても効率が悪いので合格者は3割に留めていたとのこと。

このように法律では整備されてはいるけど、実際面での零れ落ちている声が多いこと

法整備が進み施行されることで、問題は解決したと思っている男性が多いようで
声が上がらないのは問題ではないこと、という風にとられてしまうのです。


これは非常にリスキーなこと、と杉浦先生は言います。

このような社会の中で職場復帰するには、女性は何も問題ないという振りをして無理をせざるを得ない
平気を装い自分は妊娠前と変わらず働けますよ、とアピールせざるを得ないといいます。

特に管理職ややりがいを感じている仕事の場合、この無理じゃないふりをする必要があったという人が多いこと。


しかしこれが当たりまえとなる事がリスキーなのです。

声をあげていかなければ周囲は気づかないんです。

セクシャル・ハラスメントに関する問題は昔からあり、女性たちは目くじらを立てずに無視を決め込んできた。
このことに関して、セクシャル・ハラスメントの当事者達は「声をあげるべきだった」と思い直しています。

子育て2 


少子化が進む現在、この既存の社会的な考え方を変えていかなくてはいけない
仕事にやりがいを持つ女性たちは子どもを持たない・子供を持てない葛藤を繰り返します。

そのことで少子化が進むことは、日本にとって多大なるマイナスなはず。

『社会で働く子育て女性こそが日本の未来を支えている』

という概念が根付く社会を目指したいですね。
  • Posted by 白石 のり子
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