FC2ブログ

Take a look at this

ミエリン髄鞘の機能について

【ミエリン髄鞘の機能について】

子供の能力を高めたい、という思いは
脳科学で期待ができそうです。

ミエリン 


脳の神経細胞のネットワークは10代後半までに作られ、
その間に何を見たり経験したかによってこの子ならではの
能力を持つことになるそうです。

そのネットワーク能力を発揮させるには
ミエリン髄鞘が必要と言われています。

簡単に言うと、

ニューロンという神経細胞はシナプスを介して
別のニューロンと繋がります。
そこで神経伝達が行われます。

ニューロンから伸びた手の様なものを軸索といい、
その軸索にグルグルっと巻き付いているものがミエリン髄鞘です。

絶縁体であるミエリン髄鞘が軸索にグルグル巻かれているので
電気がスムーズにスピーディーに伝えられます。
(電源コードがわかりやすいですね)

解りやすい例として、例えばピアノ。

私は子供の時にピアノを習っていましたが、
初めは全然うまく弾けませんでした。
それでも何度も何度も引いているうちに指がスラスラ動き、
いつの間にか滑らかに弾けるようになっていくのを感じました

この経験は楽器を習ったことがある方はお分かりでしょう。

これこそがミエリン髄鞘の機能で、神経細胞ネットワークの
伝達スピードが速くなったからなのです。

しかも、たくさん練習をしたピアノの曲は、
初めは指がおぼつかないのですが
何十年経っても楽譜を見なくとも弾けてしまうんです。

ある研究で、ピアニストと一般の人の脳画像を比較したところ、
プロのピアニストは特定の領域の白質(ミエリン化された軸索の集まり)
発達していることがわかっているそうです。
幼いころから練習を始めた人ほど,白質が脳の広範囲に及んでいるようです。

楽器演奏や繰り返しの作業に効果的で、声に出して覚えた掛け算九九は
まさにこのミエリン髄鞘の機能なのです。

ミエリン 

ニューロンは新しいことがあると直ぐ生まれると言われます。

子供が新しくことを体験しそれを繰り返し行う。
始めはできなくても段々とできるようになる。

この体験の数が多ければニューロンが増え、他のニューロンと繋がり
脳内で情報が超高速で伝わることから学習効率もよくなることがわかります。

縄跳びや早口言葉やカルタにおいても、すべてがどこかで繋がっている。

遊びに無駄なし、ですね。


  • Posted by 白石 のり子
  •  0

Comment 0

Post a comment